既存設備の延命化・機能向上(リノベーション)

老朽化した設備の延命化、機能向上を行いたい

設備を30~40年以上使用することで

  • ・設備の老朽化
  • ・設置当時と比べ原水の条件が変化し処理が不安定
  • ・運転費用がかかりすぎる

など多くの問題が発生します。
調査、診断に基づき、既存設備を活用したリノベーション計画により延命化と機能向上をご提案します。
既設設備を活用することで更新に比べ大幅な投資費用の削減も図れます。

住友のリノベーションご提案内容

現状

現状

設置後30~40年たっている。
水槽の劣化が心配、地震があった場合は大丈夫か?
機械類の劣化も、駆動部など急な故障が心配。
省エネ機器を導入しランニングコスト削減も図りたい。

お客様の廃水状況、設備運転状況をヒアリングし、運転診断を行います。
また、水槽や機器(沈殿槽の駆動部)などの劣化状況の診断、水槽、建物(電気室やブロワ室)の耐震診断も対応いたします。

これらの診断結果と、貴社のご要望にあわせ老朽化設備の延命化工事と機能向上を図るリノベーション工事を計画いたします。
※弊社納入設備以外でも対応可能です。

延命化+機能向上

延命化
+
効率化

延命化+効率化

原水の状況が変わり、処理が不安定なお客様へ

膜分離装置を設置するなど運転診断結果に基づき運転安定化の提案を行います。

延命化
+
省エネ

延命化+省エネ

設備の電力代削減を行いたいお客様へ

曝気槽の散気装置、ブロワを最新の高効率機種に更新し大幅な省エネを図ります。

延命化
+
創エネ化

延命化+創エネ化

排水、廃液からエネルギーを回収したい、運転費用を削減したいお客様へ

中~高濃度廃液を嫌気処理し発生したガスを電気や蒸気に変換します。
有機物を除去しますので、曝気槽の削減、ランニングコストの削減も可能となります。

延命化
+
省スペース化

延命化+省スペース化

排水処理設備の設置スペースを削減したいお客様へ

沈殿槽を高速型凝集沈殿槽に変更、既設の曝気槽と組み合わせる事で大幅な省スペース化が図れます。

延命化
+安定化
+省エネ化
+α

延命化+安定化+省エネ化+α

延命化のタイミングで、貴社の様々なご要望を反映させあらゆる機能を向上させる事を検討させていただきます。

実 績

検討の背景

設備設置後、40年経過し設備の老朽化が進んでいました。
機械設備は定期的にメンテナンスをしていましたが、コンクリート水槽の老朽化対策や耐震工事計画に頭を悩ませていました。

お客様のご要望である

  • (1)全面更新に比べ大幅に設備費用を削減する
  • (2)操業をしながらの工事計画の実現
  • (3)運転費用の削減
  • (4)スペース削減

を実現するため当社はリノベーション工事を検討、計画しました。

リノベーション提案

高濃度廃液は嫌気性廃水処理で前処理し、曝気槽への負荷を落とし嫌気処理水、低濃度廃水は延命化した曝気槽、沈殿槽で処理を行います。
高濃度廃液を前処理する事で、曝気槽の能力は従来の1/3で済み、曝気槽で空いたスペースを調整槽に改造しました。

既 設曝気槽の耐震性問題あり。操業更新が要求条件

曝気槽の耐震性問題あり。操業更新が要求条件

リノベーション工事中

リノベーション工事中

リノベーション完了

リノベーション完了

リノベーション完了後(1)嫌気処理を導入し高濃度廃液を処理

リノベーション完了後(1)
嫌気処理を導入し高濃度廃液を処理

リノベーション完了後(2)旧曝気槽を調整槽・曝気槽に改造

リノベーション完了後(2)
旧曝気槽を調整槽・曝気槽に改造

延命化

曝気槽、沈殿槽の診断を行い、耐震工事、調整槽·曝気槽の間仕切り工事を行い、今後数十年使えるよう延命化を図りました。

最適化

高濃度廃液を部分処理する事で、処理水の安定化が図れました。

省コスト化

嫌気処理を導入し、曝気槽の負荷を落とす事で電力、汚泥発生が大幅に減り、ランニングコスト70%程度の削減が図れました。

創エネ化

高濃度廃液より、蒸気を回収しています。(嫌気処理で発生するメタンガスをボイラ燃料とし活用しています)

省スペース化

調整槽を撤去する事で廃水処理設備スペースの削減が図れました。

操業しながらの工事

高濃度廃液処理設備導入後、曝気槽の負荷が下がる事を確認した上で、調整槽を仮設曝気槽にしました。
仮設曝気槽立上げ後、曝気槽を止め耐震および調整槽+曝気槽化工事を実施しました。
お客様の操業を一切止める事なくリノベーションを実現しました。