コンクリート水槽の腐食や破損、旧設計基準での耐震性の不安、各機械設備の老朽化、水量水質の変化による処理不安定を解決したい。
しかし、操業を止められない、拡張用地が手狭、投資対効果が数値化できない・・・といったことでお悩みの際に、最適なリノベーションをご提案いたします。

設備の老朽化・劣化により更新が必要
設備の処理能力が不安定・機能向上したい

経験と実績に基づいて、コンサルティングから施工、アフターサービスまで住友重機械エンバイロメントがワンストップでソリューションにお応えします。

①ヒアリング調査
設計条件や課題点を丁寧に確認

お客様の状況を丁寧にヒアリング。設計条件や現状の問題点、更新の目的を確認させていただきます。

②設備診断
コンクリート水槽の劣化状況と耐震強度を診断

建物の経年劣化がどの程度進んでいるかを確認し、得られた数値に基づき耐震強度を診断します。

③コンサルティング
ヒアリングと診断に基づいたリノベーション計画を立案

お客様と共有したコンセプトを具現化します。リノベーション計画を企画、立案して延命化と機能強化を折りこんだシステムの再設計を行います。

④施工
操業を続けながら工事を実施

必要な場合は仮設水処理設備の設置とオペレーションを行い、操業を止めずに施工します。

⑤アフターサービス
継続したお付き合いで新たな問題点を共有

定期的な訪問による継続したお付き合いで、設備の予防保全、新たな課題の解決を提案いたします。

嫌気性排水処理システム「バイオインパクト」を新たに設けて好気性処理の廃水負荷を軽減し、曝気槽容量を減容するプロセスへと変更。更に、既設調整槽の一部を仮設曝気槽に改造して、設備の稼働を維持したままで曝気槽の劣化補修と耐震補強工事を行いました。嫌気性処理で発生するバイオガスは、ボイラー燃料として使用し蒸気としてエネルギー回収します。

コンクリート製水槽の仮設水槽への振り替えによる延命化工事の実施と、沈殿槽と凝集沈殿槽を超高速凝集沈殿槽「スミシックナー」へ置き換えることで省スペース化を実現した導入事例となります。

廃水負荷の増加に対応するため、高効率流動床式生物膜担体処理（MBBR）「エアロインパクト」への切り替えによる既納増強を実現した導入事例となります。処理システムの切り替え時にコンクリート製水槽の劣化補修と耐震補強による延命化工事も実施した導入事例となります。

既存の標準活性汚泥法を膜分離活性汚泥法（MBR）へ処理システムを変更して省スペース化を実現した導入事例となります。膜分離処理水を中水として再利用することで水回収による水資源の有効活用に貢献しました。