下水道広域化推進総合事業(旧MICS事業)

下水道広域化推進総合事業(旧MICS事業)の概要
汚水処理は下水道施設、農業集落排水施設や浄化槽等、複数省庁の管轄でそれぞれに行われています。しかし、汚水処理には共通の処理工程があり、共同利用できる施設を下水道事業で整備することで事業の効率化を図ることができます。処理人口および処理水量の1/2を下水道が処理対象としている地域が対象です。

し尿受入施設の施工例
従来はし尿・浄化槽汚泥はし尿処理場にて処理をしていましたが、施設老朽化による再構築の必要性が出てきた際に、事業効率化は図るため下水処理場でし尿の受入れを行う事となりました。
住友重機械エンバイロメントではこのし尿・浄化槽汚泥を下水と共同処理するためのし尿受入施設を施工しました。


①し尿・汚泥の受け入れ
バキューム車で収集したし尿や浄化槽汚泥を受入口に投入。

②破砕ポンプで夾雑物を破砕
し尿や浄化槽汚泥中の夾雑物を破砕し、スクリーンユニットに送ります。

③除塵機で夾雑物を除外
破砕ポンプで送られてきたし尿や浄化槽汚泥に含まれる夾雑物を取り除きます。

④微生物で脱臭
発生する臭気を微生物を利用して脱臭します。

⑤活性炭で脱臭
活性炭に臭気成分を吸着させて脱臭します。

⑥下水処理施設に汚泥を移動
夾雑物を取り除いた汚泥を下水処理施設に送り込みます。

経験豊富なスタッフがお客様の状況を丁寧にヒアリングしご相談にお乗りします。
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