フロート式フロキュレーター

大口径中空フロート構造を採用し維持管理性アップ

フロート式フロキュレーターは、水中軸に大口径中空フロート構造を採用した浄水場のフロック形成池向けのフロキュレーターです。水中軸は従来の中実軸と異なり、浮力の利用により自重とのバランス調整ができ水中軸受部への荷重を低減できるため、摩耗量が削減されます。
また、従来の中実方式より断面係数が大きく曲げ強度がアップするため、長軸化が可能となり水中軸受数を低減できます。豊富な納入実績より、お客様の池形状に合った最適なご提案を致します。

特長

概要

大口径中空フロート軸を採用することで軸強度が増大し、長軸化・軸受数の減少が可能となります。
また中空のため浮力により、軸受摩耗が減少し維持管理性が向上します。

事例・実績

某浄水場の事例
従来方式(中実軸の既設)
水中軸受数
4
水中軸受オイレスメタル寿命
5~6年
軸受摩耗箇所
下面部
軸受摩耗量(実績)
約0.16mm/年
軸長
3.2m(最大3.5m程度)程度
軸径
φ100~150mm
フロート軸方式(中実軸の既設を改築)
水中軸受数
2
水中軸受オイレスメタル寿命
10年以上
軸受摩耗箇所
上面部
軸受摩耗量(実績)
約0.026mm/年
軸長
9.6m(最大12m程度)
軸径
φ300~550mm