
効率的なCOD処理、窒素処理を実現
半導体・電子部材業種への水処理設備導入事例をご紹介します。半導体・電子部材の製造工程には多様なプロセスがあり、様々な水質の廃水が排出されます。COD処理、窒素処理に課題を抱えられているお客様にも効率良く最適に処理できるシステムをご提供します。
電子産業業種への導入事例
スミレーターシステムでCODと窒素を処理
A社様の処理施設は主に2つの課題を抱えていました。
- COD処理や窒素処理を行うには、曝気槽、硝化槽、脱窒槽、再曝気槽等の複数の水槽を置くスペースが必要
- 水槽が複数あり「COD処理や硝化の空気吹込み量の調整、脱窒槽への栄養源療等、コントロールを行う項目が多く、管理が煩雑」
そこで住友重機械エンバイロメントは、水槽1槽でCOD処理、窒素処理を行える「スミレーターシステム」をご提案。スミレーターの制御だけで空気吹込み量を調節でき、運転管理の負担を軽減したほか、1槽の領域を分けることで設備コストの削減、スミレーター1台で酸素供給と撹拌を兼ねランニングコストの削減を行います。
<お客様が抱えていた課題>
- COD処理、窒素処理を行うには
水槽を複数置くスペースが必要 - COD処理、硝化の空気吹込み量、脱窒槽への栄養源療等、コントロール行う項目が多く負荷増
<適用後の効果>
- COD処理、窒素処理を水槽1槽で実現可能
- 空気供給量の制御により
領域を分け、コストを削減 - 空気吹込み量はスミレーターの制御で行い、
運転管理負担を軽減
縦軸型曝気装置「スミレーターシステム」の導入
インペラ(撹拌羽根)の制御だけで曝気処理、硝化脱窒処理を行うことが可能。コントロール範囲が少なく運転が容易なほか、モーター、減速機、インペラが直結したシンプルな構造なため点検箇所がほとんどなく、故障の少なさが特長です。1槽のスミレーター曝気槽と沈殿槽だけのシンプルな設備で、建設費や付帯の配管、電気計装設備等のコストを低減できます。


<水処理の改善事例>
縦軸型曝気装置「スミレーターシステム」の導入により、これまで別々に設置していた曝気・消化・脱窒設備が一槽化され、コントロールが容易になります。


住友重機械エンバイロメントは、電子産業業種における水処理に豊富な実績を有しています。
ご検討や情報収集を進めておられましたら、経験豊富なスタッフがお客様の状況を丁寧にヒアリングし
ご相談にお乗りします。お気軽にご相談ください。