
超高速型クラリファイヤー「スミシックナーZ」についてご説明したカタログです。
ブランケット型凝集沈殿を用いて清澄・凝縮を1台で実現
A社様は主に3つの課題を抱えていました。
- 連続鋳造や圧延循環水のろ過器逆洗排水の処理設備が必要
- 沈殿槽の引抜スラッジを脱水するため再濃縮が必要
- 敷地が狭く、ろ過器逆洗処理設備を遠くに置かざるをえない
そこで住友重機械エンバイロメントは、ろ過処理水同等の処理水が得られ、設置スペースを大幅に削減できる「スミシックナーZ」をご提案。ハイブリット型のため濃縮も1台で行え、遠隔地にあるシックナーへの移送が不要になりました。
- 連続鋳造や圧延循環水のろ過処理水の
処理設備が必要 - 沈殿槽の引抜スラッジを脱水するため再濃縮が必要
- 敷地が狭く、ろ過器逆洗処理設備を
遠くに置かざるをえない
- ろ過処理水同等の処理水が得られ、
逆洗処理設備が不要 - ハイブリット型のため濃縮も1台で行える
- ろ過器逆洗排水を遠隔地の処理設備まで移送する設備も不要となる
高速凝集沈殿装置「スミシックナーZ」の導入
清澄システムと濃縮システムを1台で併せ持つ高速凝集沈殿装置。流入する固形物によりブランケットを形成し、沈殿槽の上澄水でろ過処理相当の処理水が得られるため、ろ過器の設置が不要になります。また引抜スラッジの濃度が高く、そのまま脱水処理や天日乾燥を行うことができ、凝集剤も必要ポイントで注入するため、機械的破壊が生じず使用量を削減可能です。


<水処理の改善事例>
従来使用していたろ過器を「高速凝集沈殿装置「スミシックナーZ」に変えることにより、戻水の水質は維持したまま、凝集槽、凝集沈殿槽、濃縮槽の工程が不要となります。

高速凝集沈殿槽を用いて建設工事費用を削減
B社様のヤード排水処理設備は、主に3つの課題を抱えていました。
- 近年、降雨量が増加したことにより、現状よりも大きな沈殿槽が必要に
- 水槽容量が大きいため土木・建設工事の費用が嵩む
- 脱水処理が遠方にあり、濃縮設備で濃縮し移送する必要がある
そこで住友重機械エンバイロメントは、既存設備の1/4程度のスペースで設置できる超高速凝集沈殿槽「スミシックナー」をご提案。大きな沈殿槽を必要とせずコンパクトに処理でき、土建工事、建設工事の費用も大幅に削減。濃縮度も向上したため脱水設備への直接移送が可能になりました。
- 降雨量の増加により
面積の広い沈殿槽が必要 - 水槽容量が大きく
土木・建設工事の費用が大 - 脱水処理が遠方なため
濃縮設備で濃縮し移送する必要
- 高速凝集沈殿槽でコンパクトに処理が可能
- 土建工事、建設工事の費用を削減
- 濃縮度が向上し、脱水設備まで直接移送できる
超高速凝集沈殿槽「スミシックナー」の導入
独自のディストリビュータ構造により、スラッジブランケットを形成せずに高速沈降が可能。雨量に合わせて小水量から大水量まで対応でき、濃縮機能を有するため、引抜スラッジをそのまま脱水設備に移送することができます。


<水処理の改善事例>
高速凝集沈殿装置「スミシックナー」の導入により、処理性能が向上し、凝集沈殿・濃縮も1台で行えるため、工程が短縮できます。


住友重機械エンバイロメントは、鉄鋼・非鉄業種における水処理に豊富な実績を有しています。
ご検討や情報収集を進めておられましたら、経験豊富なスタッフがお客様の状況を丁寧にヒアリングしご相談にお乗りします。お気軽にご相談ください。
超高速型クラリファイヤー「スミシックナーZ」についてご説明したカタログです。